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時間がない、だからこそ、すること。

「やばい、どう考えても時間がない・・・」

施設内で一斉に抗原検査をする日。

陽性になった職員と関わった可能性のあるショートステイの退居者へも検査に出向くなど、ただでさえ少ない人数の看護職は、検査から検査、そして削れない日々の業務をどうやりくりすればこなせるだろうかと考えていました。

この人がこれをしてくれている間に、わたしはこれをしなくちゃいけないし、その時間はこの人はこの検査でいないし・・・

「どう考えても時間がない・・・」

あれこれと役割分担してやった結果、その日の仕事は無事、なんとか終わりました。

でも、保健所がきて検査をするのは今日。

しかも看護職の人数は少ない。

でも。

だからこそ、そういうときこそ、していることがあります。

それが、瞑想、です。

目次

毎日の瞑想ふたつ。

なんだ、瞑想かよって思いましたよね。

googleも取り入れてるマインドフルネスなんちゃらでしょって、意識高い系の人がするアレでしょって、なんなら、瞑想って怪しいって思いましたよね。

いやいや、瞑想、すばらしいですよ!

とかは言えません、正直。

だって、まだ瞑想を始めて半年たったかどうか程度の瞑想新人ですもん。

それも1日10分程度。

でも、ある方が言われてたんですよね。

「1日たったの10分もじぶんに時間を使えないの?」

って。

1日10分さえもじぶんに時間を使えないなんて、一生かかってもじぶんのために時間なんて使えないですよね。

今では瞑想の時間が心地よくて、時間があればゆっくり長めに瞑想したりしています。そうするとやっぱり心地よくて、あちこちに飛んでいた意識が、じぶんに戻ってくる感覚があるんですよね。

最初はなかなかできなかった瞑想が習慣になったので、今しているふたつの瞑想をお伝えします。

①ナディ・ショーダナ呼吸

ひとつ目はナディ・ショーダナ呼吸です。

はじめて聞かれる方もいるかもしれません。ぬん先生のヨガ講座で習ったものです。

Youtubeの動画もあるので良かったら見てみてください。→こちら

片鼻呼吸法とも呼ばれる呼吸法。

瞑想って、いつ終わるかわからないからなんかやりにくいし、続けにくいですよね。これだと、7週の終わりが分かりやすくて、1週でもOKなんですけど、7週で終わり、と分かりやすい終了の合図があるから、続けやすいんです。

右手の親指で右の鼻を塞ぎます。4カウントで息を吸って、左の鼻を右手のお姉さん指で塞ぎ、4カウント息を止めます。

その後、お姉さん指を離して左の鼻から8カウントで吐き出します。

左手はチンムドラーと言ってこんな感じにします。

反対に、左の鼻から4カウントで吸って、両鼻を塞いで、右の鼻から8カウントで吐く。

これを1週として、終わったら、左手のチンムドラーは、親指をひとつずらして次は中指と輪っかを作ります。ここから2週目に入ります。

左手は、親指と小指をくっつけるところまで行ったら、戻ってきて人差し指と親指で元のチンムドラーができたら終わりです。

これを寝起きに起きてそのまますぐにあぐらをかいて始める、とぬん先生は言われていて、講座を聞いているわたしたちは、ぬん先生が起き上がってそのまま始めるその映像が目に焼き付いて、そのまま習慣になりました。

②天地の瞑想

これも、あぐらをかいた状態で行います。

下から大地のエネルギーを吸い込んで、体の中を浄化して、吐き出す時には頭頂から空高くにエネルギーを飛ばすイメージで吐き出します。

これを2回。

今度は、宇宙のエネルギーを頭頂から取り込んで、体の中を浄化して、大地へ吐き出して送っていきます。

これを2回。

次は、大地のエネルギーを取り込んで、ハートのチャクラ、胸のあたりで受け止めます。そして、そこからハートを開くようにして、エネルギーを放ちます。これも2回。

最後に、宇宙のエネルギーを頭頂から取り込んで、ハートのチャクラで受け止め、ハートを開くようにして吐き出します。これも2回。

わたしはだいたい、10分のタイマーをセットしておき、ナディ・ショーダナ呼吸と天地の瞑想を終えた後は、無になる普通の瞑想をします。

これが心地いいんですよね。時間があって、足りない時にはもう少し延長したりもしています。

太陽礼拝を2周

そして、太陽礼拝を2周。

ほんとうはヨガを1レッスンみたいな感じでしたほうがいいんだとおもうんですが、今は最低限の太陽礼拝のみ続けています。

太陽礼拝は、習慣化しよう、とおもって始めたんですが、今ではもう終わった後の心地よさとやっている間のじぶんに集中している感覚がすごく気持ちよくて、やらずにはいられないというかやりたい、とおもうくらいです。

じぶんのための、じぶんだけの時間って大切だなっておもいます。

いい習慣って、それだけでじぶんにとってのご褒美になるような気がしています。

何かのヒントになれば幸いです。

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