「今年は早いなぁ・・・」
そうおもったのは、8月のことでした。
8月のまだ暑い時期、じめじめしている時期に、手が荒れ始めてきたのです。
乾燥肌なのは自覚しています。冬には手も荒れるし、パックリ割れていつもあれこれ試しています。
でも、まだ8月。
今年は、そんな時期から手が荒れ始めてきていました。
信頼しているハンドクリームがあるのに、試したくなる。
毎年、ハンドクリームはたくさん出ます。
病院で働いていた頃から、職業柄いつも手は荒れていたし、看護師といえば冬にはいつもポケットにハンドクリームを持ち歩いていて、休憩前なんかに手を洗った後には、「つける?」などと言って、じぶんのハンドクリームをつけてあげたりしながら保湿には気をつけていました。
でも、もしかしたらもっといいのがあるかもしれない。
雑誌などでハンドクリーム特集とか、ハンドクリームランキング、なんていうのが出ると、より良いものを知りたくなって必死になって見ていました。
でも、ハンドクリーム特集やランキングで求めている女性の多くは「ふつう」のお仕事のひとたちなんです。
つまり、手を洗うのはトイレに行った時やご飯を食べる前くらいで、手を洗う回数も少なければ、コロナでもなければ消毒なんてしたりすることはありません。
だから、求められているのはハンドクリームを塗った後のすべすべ感だったり、香りだったり、さらさら感だったりするのです。
病院では、ベッド柵に触れたらそれは汚いから手を洗うか消毒しなさいと言われます。特にICUにいた頃は清潔にしておくことがとても大切だったので、先輩からも指導されたし近くに水道がある環境だったので、しっかりその習慣が身についていました。
1日に何十回も手を洗う、そんなわたしが塗った後にさらさらするハンドクリームを塗ったところですぐに落ちてしまうんです。
だから多少ベトベト感はあったとしてもしっかり保湿される方が大事。
信頼しているハンドクリームはあるものの、いろいろ試してみたくなるんです。もっと保湿されて、価格も安くて、いいものはないかな。そう探したくなるんです。
試行錯誤の上にたどり着いた、ハンドケア。
昨年、美容について発信しているYoutubeで、かずのすけさんという方が、手は皮脂腺がないから脂が出ない、だから化粧水で保湿をした後でオイルを塗ってからワセリンを塗るのがいい、と言われているのを知りました。
ひとの皮脂に近い、マカダミアナッツオイルがいい、ということで、マカダミアナッツオイルを。
そんなふうにしてケアしてきた昨年ですが、今年の手荒れはいちだんと強敵です。
パックリ割れたところは、キズパワーパッドを傷の大きさに切って、その上から透明のフィルムテープのようなものを貼って(エアウォール、やオプサイトなどいろんな名称があります)保護して仕事をするようにしていたのですが、休みの日に治っても、仕事に行けば1日で割れる、の繰り返し。
そんな状態で、ついに手の甲まであちこちに小さなパックリ割れがあちこちにできてしまって覆いきれない状態になってしまいました。
「ニトリルの手袋をつけて寝たらいいよ」
シルクの手袋をつけて寝たりはしていたのですが、母からのアドバイスで、ニトリルの手袋をつけて寝ることに。
すると、翌朝、あんなに痛かった手がしっとりときれいになっていたんです。
その時に使ったケア用品がこちらです。
①化粧水
これはなんでもいいんですが、ハンドケア用に持ち歩けるサイズのものを購入していました。
②マカダミアナッツオイル
かずのすけさんのおすすめです。
③ヒビケア
これも、ひび割れのケアで信頼しているものの、あまり頻繁には見かけないし、最近では似ている名前の商品も出ているので、そちらを試していましたが、ひび割れにはやっぱりこれだと再確認しました。
ひび割れの部分だけ塗ります。
が、この時は手の甲全体がヒリヒリしている状態だったので、全体に塗りました。
④ワセリン
①〜③を塗った上から保護する目的で、手全体にワセリンを塗りました。
その上から、ニトリルの手袋をして寝たんです。
これが効果抜群で、一気に手がしっとりするようになりました。今は、夜のハンドケアをこれでしています。
やっぱこれだねー、なハンドクリーム。
ハンドクリームを探して歩いても結局安心して使えるものには出会えず、やっぱりこれだな、といつも戻るのがこのハンドクリームです。
ロコベースリペアクリーム、です。
これは乳液もあるんですが、塗ったあとはややべとべとする感じはあるものの、しっかり保湿してくれて、水を弾いてくれる感じがあるので、クリーム一択です。
いつもこれなんです。
結局これに戻るんですけど、試したくはなる。
でも結局、他のハンドクリームではしっかり保湿されないし、香り優先とかでは全然ダメなので、ここに戻ってくるんですよね。
これで、安心して冬を迎えたいとおもいます。もう来てますが。
かなりの乾燥への対処なので、参考にならないかもしれませんが、どこかで何かの参考になれば幸いです。
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