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捨てるものがなくなってからが本番。

「捨てるものがない・・・」

ある程度断捨離を進めていくと、何度もあらわれる壁。

それが「捨てるものがない」です。

100日チャレンジで1日1捨を続けていて、何度も何度も現れてはなんとか乗り越えてきたのですが、その先に進むために大切なことがいくつかあるような気がしています。

目次

じぶんに素直になること。

「もう捨てようかな。でも・・・まだ使えるのにもったいないと思われたらどうしよう」

物としては、まだ使えるけど、今のじぶんにはしっくりこないものを捨てるのに躊躇しているじぶんがいることに気がつきました。

100日チャレンジは仲間としていて、チャレンジ報告をするので写真を撮って報告します。だけど、使い切ったものやもう使えない乾燥したウェットティッシュを捨てる仲間の報告に、「まだ使えるけど今の自分には必要のないもの」を捨てるのは、もったいないことをしているんじゃないかと思うようになったのです。

ひとりで断捨離していても、親世代は「捨てるなんてもってのほか!」精神の時代の人です。ゴミ袋に詰めていた服を引っ張り出されることもありました。

だから、ゴミ袋は部屋に置いておいて、家族に見つからないようにそのままじぶんでゴミ捨てに行くようになりました。

でも、みんなでチャレンジをしていると、使えるものを捨てることに罪悪感を感じるようになったのです。

でも、断捨離の本を読んだり動画に触れたりしているうちに、気づいたんです。

「これは今のじぶんには合わないな」

その、感情に、そのじぶんの奥から湧き上がる感覚に素直になることが大事なんじゃないかって思うようになったんです。

「迷うなら捨てる」をおすすめしている著者もいました。

確かに、迷う時点で、もう手放したいなと感じているもの。でも、理性がなんらかの損得勘定を使ってストップをかけている可能性は大いにあります。

「じぶんに正直になる」

を、じぶんに許したら、そこから少しずつまだ手放せるものが出てきました。

「本当に全部大事なものか?」を疑って、見る。

断捨離をしてきた中で、思い込みが外れたことが何度かありました。

そのうちの大きなものは、ミスチルのグッズです。

ミスチルはファン歴28年でグッズも盛りだくさん。酸素や水とおなじで、「わたしのからだはミスチルでできている」と言っても過言ではないくらい、人生にとってかけがえのない存在です。

日常の中でもグッズは使っているし、ライブに持っていくものもあります。

これまで集めたグッズも、ファンクラブの更新でもらった記念品も、どれももう買うことのできない大切なものなんです。

だから、ミスチルグッズは全部、大事!

そう、思い込んでいたんです。

ところが。

ミスチルのグッズを入れている箱を開けて、ひとつひとつを眺めてみると、「これ、いらないな・・・」「これは使おうとも思えない」というものが出てきて、そこからどんどん、捨てられるようになって、グッズを入れていた箱がいらなくなって手放せるほどになりました。

この空間は大事。

このグッズは大事。

このあたりのものは捨てられない。

そういう思い込みをまずは疑ってみることが大切なんだと気づいた体験でした。

こういうことって、じぶんが体験してみないとわからないんですよね。だから、一度宝箱でも、ここはもう捨てるものはないな、と思う場所でも引き出しでも、開けてひとつひとつのものを出してみるといいと思います。

目的は、しあわせに生きること。

断捨離をしていると、捨てなきゃ、捨てなきゃって思ってしまうし、ミニマリストみたいに何でもかんでも捨てて、最小限の暮らしを・・・!ってなりそうになるけれど、断捨離をしてどうなりたいかを見失っちゃダメだと思うんですね。

わたしもよく見失いそうになります。

断捨離に行き詰まった時にも、断捨離ハイになっている時にも、忘れちゃいけないのが、

断捨離をして、どうなりたいのか。

好きなものに囲まれて暮らしたい。

シンプルに暮らしたい。

じぶんの部屋をパワースポットにするためには、そこにあるひとつひとつのものが目で見て心地よくて暮らしを良くしてくれるパートナーであってほしい、とわたしは思うんです。

暮らしを良くするために試してみたけど、いい相棒になれなかったものは、「使えるけど今のじぶんには合わなかった」と手放すしかないんですよね。

そう考えたら、「来てくれてありがとう。」と手放すのがいいのかなと思います。

ひとつひとつに感謝して手放す。

断捨離は終わりなき旅と言われますが、残り少なくなった2022年、もう少し大きな区切りがつけられるように、物との関係を見直していきたいと思います。

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