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やりたいことがわからないとき

ここ数年、「やりたいことを仕事にしよう」とか「やりたいことをしよう」という空気があって、好きなことを仕事にするべきか論争みたいなのもときどき目にしたりもします。

でも、そもそも、「やりたいこと?・・・何それおいしいの?」的「やりたいこと迷子」に陥ることってありませんか?

割と、ぼんやりとやりたいことが見えているわたしも、よく陥ります。

そんな時に、すごく救われるなぁとおもったことばがあるので、ぜひ紹介したいとおもいます。

目次

ダルマの法則

ダルマの法則というのを聞いたことはありますか?

「ダルマ」というのは、宇宙の法則とか、生まれた意味、生きる使命、天命とかいう意味があるそうなんです。

ヨガの目的は、究極の自己実現。

より良いじぶんとつながることで、じぶんのもって生まれた才能をより広い目的に使うことで、深い幸福を感じられる、というものだそうです。

つまり、すべての人には、その人にしかない独自の才があって、それを生かすといいよね、ということ。

終身雇用の時代が終わって(終わったとはいえまだ残ってはいるとおもうけど)、好きなことを仕事にしようとか、やりたいことをしようとか叫ばれるようになってきましたよね。

で、それまで言われたことしかしてないと、何が好きかわからない。

やるべきことをやるだけだし、じぶんの本音なんてわかりません。

そんな人が溢れていて、好きなことの見つけ方とかそういう類の本もまた、世の中に溢れています。

好きなこと、見つけなきゃだめなのか?ってところですよね。

やりたいことが見つからないときの考えかた

結論から言うと、

好きなこと、やりたいことは、見つけた方がいいです。

「夢をかなえるゾウ0」でも書かれていますが、夢とかやりたいことがあると、日常が違って見えます。

たとえば同じトイレ掃除でも、

「くっさー、もうなんで綺麗に使えないのかね」

とぶつくさ文句を言いながらするのと、

「今日も一日楽しくいられますように〜♪」

と、トイレ掃除のその先のしあわせを想像しながらするのとでは、目に映る景色が変わってきますよね。

だけど、やりたいことがわからない、って時期は誰しもあるとおもうんです。

そんな時は、こう考えたらいいそうです。

やりたいことが決まらない時期は、幅を広げる時期。

やりたいことが決まったら、深さを探求する時期。

やりたいことが決まらない時期に広げた幅は、後々役に立つこともある。

By.ぬん先生

すごく良くないですか?

これを聞いた時、こころが救われる気がしました。

いろんな経験をしてみて、じぶんに合う、合わないを体感していけばいい。

やってみたらこれはおもしろい! とか これ実際やってみるとおもしろくないなってことがわかってくるとおもうんです。

そういう時期の経験って実際役に立つとおもう。

クラニオセイクラルセラピーというのを学んだことがあるんですが、その時の手の使い方が今でもすごく役に立っています。

「自分で動かしているかのように圧を感じないように支えて持ち上げる」

みたいな時の手の触れ方とかも、対象の方に触れる時には意識して行ったりします。

どんな経験も無駄なことなんてないんです。

やりたいことが決まらない時期は、ぴんとくるものをやってみる。興味があるものをやってみる。で、いろんな経験をしてみたらいいんだとおもいます。

だって、幅を広げる時期だから。

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