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疲れやすく回復に時間がかかるじぶんでもよいのだ。

片道3時間かけて行った受診への旅から帰ってきて4日がたちました。

仕事がとてもいそがしく、朝起きて習慣にしているトレーニングが、なかなか体力が回復せず4日間もできずにいます。

たいていは休みの日には、ゆっくり時間をとってするのですが、今日はまだ朝起きてもからだの疲れが取れず、夜になってしまいました。

でも、SLEになった今は、回復に必要な時間なんだな、と考えるようになりました。

目次

体力の回復にひつような時間とかんがえる。

もともと多動傾向もあって、なにかいろんなことをしていたい。

好奇心も旺盛で、学習欲もつよい。

ひとり暮らしの頃は、いろいろなことを学びに行ってはわくわくしながら暮らしていました。

でも、SLEになってあきらかに疲れやすさがちがうなと感じるようになりました。ふと、気がゆるむその瞬間に前胸部のあたりがずーーーんと重くなって、呼吸がしづらくなるのです。

しごとをしている最中には、そんなことはないのですが、たとえば食事介助に入ろう、と椅子にすわった瞬間に「あ、やばい」とおもうこともあります。

職場を出て、駐車場まで歩き始めたときに、「おえっ」と空嘔吐が出ることも。

空嘔吐が出てきたときには、赤信号だなぁと感じています。

がんばりすぎてしまうのだから、からだがブレーキを踏んでくれるんだろうとおもってはいるものの、あまりの疲れで、本も読めない、何もできない、という時間はやっぱりつらい。

だけど、それくらい、元気になるのにじかんが必要なんだなと考えるようにしてみました。

すると、「まあしょうがないか」となんとなくでも思えるようになりました。

じぶんを責めるのをやめる。

もともとがんばることは得意だし、できてしまう方だから、動けないくらいきつい、とか何もしない時間、というのは、もったいなく感じてしまうのです。

ひとり暮らしなら家事も放り出して、元気が回復してきたときにできるけど、家族と暮らしているとそういうわけにもいかない。

ときどき、あまりのきつさで手を抜いてしまったところを、指摘されることはあるのですが、基本的には、なまけてる!と言われることはあまりありません。

でも、家事もそうだけど、せっかくの休みの日になにもできないじぶんを、責めてしまうのはやっぱりじぶんなんですよね。

そんなこと言っても責めちゃうこともある。

どうやったら責めないようにすればいいんだ?

じぶんを責めるのを辞めなくちゃ!

責めるのをやめたい!

と必死になって調べた過去が、わたしにはありました。

そこで発見したのが、これ。

「じぶんを責めているじぶんを受け入れる」

えっ? 責めてもいいの?

じぶんを責めるのをやめたいのに、やめられない。という心の状態は、「じぶんを責めるのをやめる」ことに執着している状態。

それを手放してしまえば、自然とじぶん責めをやめられる、というのです。

なるほど、はいわかりました。

と言ってすぐにできるようになるほど、こころのくせは簡単には手放せませんが、じぶんを責めているじぶんさえも受け入れてあげることですこしでも楽になれるかもしれません。

省エネで過ごしているんだよ、と堂々と言えるくらい、正々堂々と低燃費で生きていきたい、めざせナマケモノ、です。

疲れやすいじぶんも、体力回復にじかんがかかるじぶんも、どれも今生きているかけがえのないじぶんです。

そんなじぶんにやさしく生きていきたいものですね。

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