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がまんしなくていいんだよ。

「自分で選べてないな・・・」

半日ファスティング終了後、“いつもとはちがう機会”がやってきました。

いつもなら会わないひとと会う機会があったり、いつもならやらないことがあったり。それはうれしいできごとで、楽しいできごとだったんです。

・・・が、時は半日ファスティング直後。

「食べる?」

と聞かれて、場の空気を壊したくないのと、楽しい時間に参加したい気持ちで、「今日はやめとく」とは言えなかったんです。

目次

「自分で選べていない」ことに気づく。

場の空気を壊したくなくて、半日ファスティング直後にいただいた食事は、特別油ぎっとりの濃厚ナポリタンとか、外食のカレーとかでもなく、どちらかというとヘルシーよりの食事でした。

量もそんなに多くはなくて、どっちかというと物足りないくらい。

でも、野菜があんまりなかったなぁとか、肉が多かったなぁとか、腸活を意識していきたいと思っていたところで、腸活にとっての理想とはすこしちがう食事だったのです。

それが、自分の中でなんとなくもやもやしていました。

というか、得意のあの感情が湧いてきていることに気づいてしまったのです。

それは・・・

\\ 罪悪感 //

ちーーーーーーん。

あああああ。そう。

お得意のあの感情、罪悪感です。

「これから食事を改善していこうと思ったのにできなかった」

「せっかく9日間もの半日ファスティングを達成したのに、丁寧な食事ができなかった」

心の奥底で自分責めが始まっていることに、なんとなく気づいていました。

そんな自分責めも、しょうがないよねー、そんなこともあるよー。みんなと過ごす時間を大切にしたかったんだよねー、と、ひたすら親友をなぐさめるように労ると、あることに気がつきました。

それが、

自分で選べていなかった、ということです。

これ、今回に限ったことじゃないなと思うのです。

例えば職場で配られるお菓子。

今の職場では、わたしが入った頃からシュークリームのようなどっかりおやつを配り合っているんです。

最初はそれも(もらうことも含め)ストレスで、ほんとうに嫌だったんですが、だんだん慣れてしまって、当たり前のようにむしゃむしゃ食べるし、自分もお菓子を持っていくし、という感じになっていたんです。

でも、それって、食べるか食べないかは選べるはずなのに、選んでいない。

というかむしろ、食べる方を選んでいる。

だから、カロリーも過剰摂取になるし、体重は減るわけないんですよね。

それに、実はこれ、食べ物の話だけじゃない。

空気を読むことが、染みついていて無意識に「自分はこうしたい」よりも「こうした方が丸くおさまる」とかっていうことの方を選んでいることが多いんです。

まだ、「がまん」していた。

「本当は、○○なんだけどな。」

「本当は、〜がいいんだけどな。」

実はずっと、「本当は」が心の中での口癖のようになっていました。

最近では、そんなふうにいつも「本当は」と思っていたことなんてすっかり忘れてしまっていたくらい、だいぶがまんすることも減ったんだと思っていました。

が、とある講座の中で、

「よくがまんしてきたね」

「もうがまんしなくていいんだよ」

そんなことばを聞いて、泣きそうになってしまったのです。

・・・あ、まだがまんしてたんだ。

ずいぶん、たくさんの心の傷を癒やしてきたし、前に進んできたつもりだったのに、まだまだがまんしていたところがあったんだなぁって。

でも、「まだできてない」というよりも、「ようやくここにたどり着いた」という感じ。

ブロック外しや、癒やしの世界に踏み入れると、ほんとうは楽に楽しく生きることが目的だったはずなのに、ブロック外しや、傷探しが目的になってしまうことがよくあります。

誰かといても、ブロックが目についちゃう。

同じことを学んだひとといるとなおさらで、頼んでもいないのにセッションが始まることもありました。

そういうのが嫌で、心理の世界から少し離れたことがありましたが、がっつり心理学を学んでいるわけじゃないけど、切っても切り離せない心理の話はやっぱり聞いていておもしろいし、自分のためになるんですよね。

自分との関係が、周りのひととの関係なんです。

これ、最近ようやくわかるようになりました。

だから、がまんしなくていいんだよ、と自分にやさしく声をかけてあげるのをしばらく続けてみようと思います。

がまんしなくていいんだってことが、腑に落ちてくると、きっと自分で選べるようになってくるんだとおもうんです。

自分で選ぶってことも意識して。

じぶんでじぶんに伝え続けることで、少しずつ変化していきます。

少しでも響くものがあったら幸いです。

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