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言葉のちから。

「やばいーーーーもうこんな時間! どうしよう!」

一人で10人近くの方の経管栄養をつなぎ、食事前に注射を打ちに行かなくちゃいけなくて、熱や血圧も測り、その間にも呼ばれたり聞かれたりする、そのとき、何度も泣きそうになることがあります。

「間に合わない・・・」

前は、泣きそうな顔をして仕事をしていましたが、今はだいぶ変わってくることができました。

目次

ことばを変える。

以前、とある方から、こんなことばを教えてもらいました。

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから

マザーテレサ

マザーテレサのことばです。

行動を、習慣を、現実を変えていくには、まずことばを変えていくこと。

どんな感情を得たいのか。そのためにはどんな言葉を使ったらいいのかを考えましょう。

そんな話を聞きました。

・・・・え、どんな言葉を使えばいいの?

正直、そのときはどんな言葉を使えばいいのかわからず、結局いいなとおもう言葉をためていくしかないのかな、と思って、読書ノートをつけ始めました。

潜在意識の大切さをもう一度考えるようになり、斉藤一人さんの言われる「天国言葉を使うといい」ということを知りました。

天国言葉とは、

●愛してます
●ついてる
●うれしい
●楽しい
●感謝してます
●しあわせ
●ありがとう
●ゆるします

の8つのことば。

さらに、心理カウンセラーのmasaさんのメルマガでは、「なんとかなる」でも大丈夫、と言われていました。

わたしはこの中から、そのときにしっくりくる言葉を心の中で唱えるようにしてみました。

ことばのちから。

施設看護師は、早出と呼ばれる朝の時間帯があって、その時間の中で10人近くの経管栄養をはじめ、熱を測ったり、食前の注射をしたりと、時間の中でやらなくちゃいけないことが盛りだくさんなんです。

1分、1秒でも惜しい。

にも関わらず、採血があったりすると、スタートの時間が遅れてしまってそうなるともう「間に合わない」「やばい」「どうしよう」と心はざわつきはじめます。

「ああ、これが遅れてしまったら経管栄養の開始が遅れてしまって、終わりも遅くなると怒られる・・・」

「この時間までに、これとあれとあれをしたいけど、間に合わない」

「あーもうこんな時間! 食前の注射が間に合わない! 食事されてたらどうしよう!」

と、心は未来への不安に持っていかれてしまって、半泣き状態で焦るばかり。

心の実況中継で、だいぶ焦っていることに気づけるようにはなってきましたが、焦ってイライラするところから抜け出せないなと感じることもありました。

そこで、採用してみた言葉がこれ。

\\ なんとかなる! //

心の実況中継をしていると、焦っていることに気がつけるようになってきます。

そうすると、次のステップ。

「なんとかなる」を唱えます。

なんとかなる・なんとかなる・なんとかなる・・・・・

で、これがすごいんですが、「なんとかなる」って心の中で唱えていると、ほんとうになんとかなるんですよね。

ほんとうにびっくりなんですけど。

渦中にいるときには「どうにもならないよー」と思いながらも「なんとかなる」と唱え続けているんです。

でも、終わってみたら、なんとかなっている。

で、こういう経験をすると、次に焦るような場面に遭遇した時も、同じように「なんとかなる」と唱えることで、なんとかなっていくんです。

ことばの力ってすごいです。

まだまだ、使うことばを間違えてしまうこともあるけれど、天国言葉も含めてふだん使うことばもきれいなことばを使っていきたいなと思っているところです。

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