ぬん先生のスタジオで養成講座をされるっていうただそれだけの情報で、CHIHARU先生の陰ヨガワークショップを受けてきました。
感想は、めちゃくちゃ良かったです。
陰ヨガってなに?
そもそも、陰ヨガとは何なのか、すらよくわからないまま行きました。
なので、たぶんそんなに動いたりはしないんだろうけど、もしみんなヨガウェアだったら気まずいから、ジャージくらいは持って行こうかな、というレベルで臨んだワークショップでした。
(結果、全員ガチのヨガウェアで、ヒラヒラ私服で参加したのはわたしたったひとり。笑)
「陰ヨガ」は、体の深い組織をターゲットに、ひとつのポーズをゆっくりと長い時間キープするヨガです。体の柔軟性や可動域の向上だけでなく、心に働きかける瞑想的なヨガで、深いリラックス効果が得られます。
CHIHARU先生のHPより
癒し系のヨガなのかな、なんてなんとなく理解して、参加しました。
調べてみると、中国の陰陽という考え方に影響を受けた、ヨガの練習方法・流派のひとつのようです。
陰陽とは、
自然界の全てのものを「陰」と「陽」の相反する二つの要素でとらえる考え方。相互に対立・依存しながら絶えず変化している関係のことです。
https://www.kampo-sodan.com/about_02
陽=太陽、動、明、・・・
陰=月、静、暗、・・・
というような感じです。
CHIHARU先生のHPには、
現代のストレス社会では、動的で成果を求める「陽」のエネルギーに溢れています。がんばりすぎて心も体も硬くなっているとき、「陰」は自己受容を促し深い開放と癒しをもたらします。心身の柔軟性に加え、ホルモンや自律神経のバランスをとるため、陰ヨガを行った後は睡眠の質が劇的に高まり、また生理痛や生理不順、PMSなど、ホルモン関係の不調も改善します。
CHIHARU先生のHP
と書かれています。
感情が湧き上がってくる。
陰ヨガは3〜5分ポーズをキープする、ゆったりしたヨガです。
最初は、「肩甲骨あたりにはたらきかけています」と言われても、正直ちゃんとポーズが取れてるのかな・・・これでいいのかな? といまいちよくわからないなーって感じていました。
それが、そのポーズのまま深呼吸をし、からだが伸びているのを感じはじめると、そこからは一瞬意識を失うような感覚になるんです。
それこそ、シャバーサナで寝てしまうような気持ちよさ。
それが、ストレッチをしながらそういう状態に入っていくんです。
「陰ヨガってストレッチなのかな?」
と、また思ったりもしたんですが、大きな間違い。
夢を見ているような、何か話し声が聞こえてくるような、自分が話しているような、なんとも言えない忙しい感覚が出てくるんです。
で、ティンシャというチーーーーンという音で、「今」に戻ってきます。
魚のポーズのような感じのも、ブロックを使って体を支えてもらって、あとは脱力していくだけ。補助具に身を任せて、からだを開いていくような感覚です。
ポーズを変えても、気持ちいい・・・っというストレッチされている感覚から、次の瞬間にはもう意識が沈んでいて、また日常の風景なのか忙しいバタバタした感覚が出てきてすごくたくさん喋っているような感じが出てくるんです。
何を話していたか、誰と話していたか、イライラしていたか、とかは覚えていないのですが、とにかく忙しく話しているような感覚だけが残っていました。
最後に、その時に感じている感覚を強く感じて、そして手放していきます。
陰ヨガを終えたあとは、それはもう深い癒しを感じました。
感情解放のような、軽やかさです。
こころの底から癒されたら、元気が出た。
かなりの遠方まで、車を走らせてワークショップを受けてきました。
遠くまで行ってマッサージを受けたこともあるんですが、その場で癒されても帰りの運転で疲れてしまうことがほとんどです。
それが、今回、こころの底から解放が起こって癒されたからか、長距離運転でも、ほぼ疲れを感じずに家にたどり着くことができました。
長時間の運転のあとは、家に着いたら、横になってぐったり、っていうことも多いのですが、それもなかったんです。
深い解放が起きて、エネルギーが満たされたのかな、と感じています。
からだとこころはつながっているというのはわかっているけれど、ヨガのポーズでここまでこころに作用するのはすごいなって体感できました。
この深い癒しも毎日じゃなくても、取り入れていきたいです。
(いやでも癒されるから、毎日したいかも)
コメント