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陰ヨガ養成講座2日目。

「これ・・・つながってる・・・」

オンラインでコアトレーニングをしていた頃、どこに効かせるためにしているポーズなのかわからなくて、それを学ぶためにコアトレーニングをしている先生の解剖学講座を受けたことがありました。

かなりマニアックな解剖講座で、看護の学生の頃の講義では聞いたかもしれないけど臨床ではそこまでの必要がなくてほとんど覚えていないことばかりでした。

筋肉がどの骨についてはじまってどこにくっついているなんて、現場で働いていると整形外科でもなければ、そこまで知っている必要はないので。

でも、コアトレーニングをしたことで興味をもった解剖の内容が、陰ヨガでもつながっていたんです。

目次

陰ヨガでポーズで長くいる理由

解剖の講義の内容の中で、筋膜の話が出てきました。

筋膜リリースをすることで、関節の動く範囲が広がって、硬かったからだがすこし柔らかくなるんですよね。

足を細くしていったり、からだを整えていくためにも、この筋膜リリースは欠かせません。

と、コアトレーニングの頃によく言われていました。

だから、股関節周りやお尻、太ももの裏・ハムストリングスとかはできるだけほぐすようにはしていたのですが、からだの硬いのはなかなか変わらないんですよね。

開脚なんてふつうに座って足を広げることができないんです。

床に座って足を広げたら、座っておくのがやっと。

骨盤を立てていられないんです。

ひどい、ひどすぎる・・・。

で、スタジオの受講生の中でトップオブからだ硬い選手権で選ばれて、足の脛の内側辺りを先生がほぐしてくれたんです。

「いった・・・・

痛い・・・痛すぎる・・・!

なんかゴリゴリしてるし、痛いし、痛い! とにかく痛い!

左は痛気持ちいいくらいなのに、右の痛さと言ったらハンパない。

ほぐしてもらって、開脚をしてみたら・・・・あれ?

さっきより楽に開いて座っていられる・・・。

え?

股関節って、股関節をまたぐ前後の筋肉が硬かったりすると前屈がしにくかったりするんですって。それで、太もも裏をほぐすようにしているのですが、そこじゃない。

そこじゃないとこをほぐしているのに、開脚が楽になった。

さらに、足の裏をほぐすと前屈が深まった!

ほぐす前と後では、前屈をしたときに届く手の位置が全然違う!!!

えええええーーーーー!!!!

からだ硬すぎなので、その変化に思わず笑ってしまったくらい、びっくりしました。

筋膜は全身に行き渡ってつながっているんですって。

それで、どこかにつまりが生じたら、その影響は筋膜でつながる遠く離れた場所へも及ぼしてしまう。

その、筋膜。

コラーゲン繊維とエラスチン繊維でできている。

冷えやストレス、運動不足なんかで筋膜が固くなってしまうんです。

それが、熱や圧を加えることで、柔軟性が回復していくんです。

筋膜はゴムのようにびよーーーーんと伸びるわけではなくて、捏ねている時のパン生地のようにゆっくりすこーしずつ伸びていきます。

まずはエラスチン繊維が伸びていく。

そして、90〜180秒くらいでコラーゲン繊維が伸びていくんです。

陰ヨガでは、ポーズをとったら3〜5分くらいそのままでいるんですが、その理由がここにあるんです。

ポーズを長くゆっくり取っておくことで、固くなった筋膜がゆるんでいくんです。

たしかに、最初はちょっときついかな・・・とおもっていたのが、あるときにふわっとゆるんでいく感覚があるんです。

それでか・・・!!!

からだで体感したことと、知識がつながって、納得した瞬間でした。

ヨガっていうと、なんとなくスピリチュアル要素が強いように感じてしまうけど、科学的根拠があるんだって言うことがわかると、より一層深まっておもしろいって感じます。

根拠だいすき医療職。(スピリチュアルも好きなんですが)

感情があらわれた!

1日目で、先生は股関節と肩関節のあたりのプラクティスをするときに感情解放が起こりやすい、というようなことを言われていました。

股関節で感情解放が起こりやすいというのは、CITTA手帳考案者の青木千草さんからもよく聞いていたことなので、うんうん、と聞いていました。

が、股関節ではそれほどでもなく。

まあ、ね。

ヨガでだーーーーーーって泣いたって話を聞いたことがあるので、そういうの体験してみたいなとはおもうけど、わたしにはまだなくて。

そんなもんよね。タイミングとかもあるし。

そうおもっていました。

それは、両方の腕をクロスしてうつ伏せになるポーズの時でした。

ドキドキドキドキドキ・・・・

なぜか、すっごく不安な感情が出てきたんです。

え? なんだろう。

不安だ・・・。

呼吸に集中してみようとは思うものの、心臓の拍動が強い。明らかにそれまでのポーズの時とは違う、心臓の拍動に、不安の感情が出てきているのを認めざるを得ませんでした。

すこしずつ落ち着いてきて、左うでを上にしたときには、だいぶ落ち着いてきた感じでした。

後で先生に聞いてみると、そのポーズをしたときに号泣する人もいるのだそう。

それで、感情が解放されたのかどうかはわからないけど、しばらく家でも続けてみようと思いました。

不安な感情がまだどこかに残っているのかもしれません。

潜在意識に残っていて、顕在意識まで上がってこれない感情がまだあるんだとおもいます。

深い感情に働きかけるのが、陰ヨガの(いやヨガ全部かもしれませんが)おもしろいなって感じるところです。

ああもう残り1日。

もう終わってしまうのが寂しすぎます。

ラスト1日をたっぷり味わってこようとおもいます。

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