終わってしまった。
楽しかった3日間。あっという間に終わってしまいました。
Chiharu先生の陰ヨガ養成講座。
もっとゆっくり学びたい、もっとじっくりやってみたい。
そんな3日間でした。
心理セラピー×陰陽五行×ヨガ
戦争から帰ってきたわけじゃなくても、ふとした瞬間に過去に感じた怖い感覚が蘇ってくることってありませんか?
あ、これまた言われる。
これしたら怒られる。
反射的にそう感じてしまうのだから、「考えないようにしよう」としたって無理。
「考えないようにしよう」なんて、思えば思うほど、頭の中で何度も何度も再生してしまうもの。
そしてそういう感情とか感覚って、ふつうの生活では思い出せないほどにからだの奥底まで閉じ込めてしまうんですよね。
心理セラピーやカウンセリングでは、日常の悩みからその問題の根っこにあるものってなんなんだろう・・・というのを掘り下げていくんです。
閉じ込めてしまった感情は、感じてしまったらふだんの生活ができなくなってしまうから閉じ込めてしまったわけで、そう簡単には出てきません。
だからセラピストさんやカウンセラーさんと一緒に根っこを探しに向かっていきます。
それでも、なかなか見つからない根っこもある。
こころの問題は、玉ねぎの皮のようにむいてもむいてもまた出てくる、ような感じですこしずつ少しずつ、素の、ありのままのじぶんに戻っていくんです。
問題だと感じていても、手放せない感情もあって。
でも、ちゃんとその人にとってのベストなタイミングがあるんです。
陰ヨガの養成講座の中で、このことを伝えていて、それがすごく感動しました。
変化をしない、変わらない、手放せないのはその人が手放したくないからだ。
そう言ってしまうのは簡単だけど、変化をしない、今、変わらない、手放せない、そんなその人のタイミングを尊重することは、その人を丸ごと受け止めることにつながるとおもうんです。
陰ヨガでは、じぶんと向き合う空間と時間を提供することで、その人がじぶんと向き合うのをサポートする。
でも書いたのですが、からだの中に閉じ込めた、なかったことにした感情を、からだを緩めることで解放させていく。
それがまさに、心理セラピーに似ているなって感じるところなんです。
いろんな思い込みや感情を握りしめたままでは、純粋な自分で生きることはむずかしいし、あとは自分が生きづらいと思うから。
だから、心のはなしが大好きで、純粋な自分に戻っていくのをサポートすることができるんじゃないかっておもうんです。
陰ヨガの魅力はそこにある気がしています。
超越瞑想
2日目に教えてもらったのが、超越瞑想。
服部みれいさんがやっていると知って、ぜひわたしも! とおもって調べてみたらなんとかなりの高額で学びにいくのは断念・・・
した、あの、超越瞑想!
まさかここで教えてもらえるなんて、夢にもおもっておらず、びっくり!
簡単に言うと、短いマントラ(AUM(OM)、LAM、HAMなど)を唱えながら行う瞑想です。
みれいさんも朝と夕方20分の瞑想をしていると言われていたけれど、Chiharu先生が教えてくれたのも、朝と夕食前に20分するといいよ、というものでした。
Chiharu先生いわく、
生まれてから身につけてきた価値観や経験してきた体験で、曇ってしまったフィルターが、瞑想のなかで、気泡のようにぽっ・・・ぽっ・・・と浮かんでくるのだそう。
それに引っ張られて行かないように、マントラを唱える。
たしかに、マントラをとなえながら瞑想していると、出てきた思考を、水の中にいて気泡が浮いていくのを眺めているような感覚になりました。
思考が目の前にやってきて、映像を見せてくれるんだけど、マントラを唱えていると、自然に気泡となって浮かんで離れていく。
そんな感覚です。
この瞑想がとてもきもちいい。
はじめたばかりだし、すぐに集中できる、というわけではないけれど、じぶんの中に深く潜っていく感覚を感じられて、とてもきもちいいです。
手放していきたいもの
生きづらさって、ひとことで言っても大小さまざまだし、いろんなかたちや色や温度があるとおもうんです。
わたしはというと、心理セラピーを学び始めた10年前(もうそんなになるの!?)に比べたら、生きづらさはずいぶん軽くなっています。
でも、取れない部分もまだある。
でもそれは、「やっぱり人間って変わらないよね」ってかたづけてしまうんじゃなくて、ひとつひとつ手放してきたからこそ、ようやく見えてきているものでもあるし、それだけ自分を守るために必要だった思い込みだったり感情だったりするものでもあるんです。
「陰ヨガをして、親に素直に言えるようになった」
と言われている人もいました。
ちょっと涙が出そうになって、ちょっと、うらやましかった。
家に帰ってみると、そんなに一気には変わっていないじぶんを見たりして。
比べてるんだなぁってじぶんを観察してみたり。
でも、肩まわり二の腕のプラクティスの時に出てきたのが「不安」
不安って、「怖い」ですよね。
心理セラピーを学んだ時にも、「怖い」をたくさん溜め込んでるなって感じてたので、ああまだなかったことにしたたくさんの「怖い」をからだが覚えてるんだなあって。
だから、これからも続けていって、解放させてあげられたらいいなっておもっています。
がんばり族に苦手な緩むちから。
一緒に陰ヨガで力を抜いて行きましょう。
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