「やっぱり無理かも・・・」
ここ1か月くらいの間、ずっと悩んでいました。
「軽やかに生きたい」と「どうしようもなく、好き」の間で、揺れに揺れていた。
でも、たぶん薄々気づいてはいたんだと思うんです。
ほんとうはどうしたいのかを。
軽やかに生きたい!・・・でも。
わたしは手帳が好きです。
中学生の頃、生理になったことをきっかけに、母から生理の記録をつけなさい、と手帳をプレゼントしてもらってから、手帳をずっと使っています。
って、手帳を使い始めたきっかけを思い出して、意外なところでびっくりしています。
その後は、無印良品のバイブルサイズの手帳や、ミニ6穴の手帳に好きなものを詰め込んで使っていました。
好きなものや欲しいもの、好きなモデルさんなんかを雑誌から切り抜いてスクラップブッキングしながら手帳を作っていくのが、たまらなく好きでした。
大学生になると、クオバディスという外国の、バーチカルタイプの手帳を使い、その後しばらくバーチカルタイプの手帳を中身だけ買ったりして使っていました。
表紙に好きなものを挟み込んで、自分だけのオリジナルな手帳にできるところが気に入って、ほぼ日手帳を使うこと数年。オリジナルサイズから、A5サイズのカズンへ移行し、貼り込みすぎて半年使う頃には筋トレレベルに重くなり、ついに長年ともにしてきたほぼ日手帳を挫折。
そこから、STALOGYというドイツのメーカーで、ほぼ日手帳と同じトモエリバーという紙を使っているノートでのバレットジャーナルに落ち着いていました。
このノートはもう大好きすぎて、薄いので3〜4か月で使い切り、何冊も何冊もリピートして購入して使っていました。
でも、1年を通して書き込める手帳が欲しいと思っていたところでCITTA手帳がやってきて(いやほんとに、ここがすごいと思う。やってきたってところ。)、おかげでCITTA手帳というパワフルな相棒が加わった。
もちろん、超絶愛用中のSTALOGYのノートはサブノートとして使用していました。
が、ある日荷物の重さに愕然とし、手帳の持ち歩きを一旦やめてみることに。
そこからわたしの迷走が始まるのでした。
答えはじぶんの中にしかない。
小さい手帳を持ち歩くか。
じゃあ、どんな手帳にするか。
でもスケジュールがわからないのは不安。
などなど、いろんなことを考えては試行錯誤する日々。
で、このブログにも試行錯誤の様子を記録してきました。
ちょうどサブノートとして使っていたSTALOGYのストックがなくなり、無印の薄いノートで代用してみると、それはそれは軽いことに気がついて、試しに無印の薄いノートをサブノートとして使ってみることにしました。
断捨離もしていて、いろんな文房具を使い切りたいと思っていたこともあったので。
そのノートは最近、朝のジャーナリングで使っているノート。何かに使おうと、買っておいたもののなかなか出番を見つけることができず眠っていたのを、断捨離していたところで再発見し、ジャーナリングに使い始めたら、これが筆が進むのにびっくり。
そこで、筆も進むこのノートをサブノートにしてみることにしたんです。
と・こ・ろ・が。
持ち歩きの小さいノートとの併用も含め、筆が進まない。
ジャーナリングでは、心のなかのおしゃべりがするするとノートに出てくるのにサブノートとして手帳カバーに挟んでいるとなかなか書きたいという欲求が出てこない。
書こうと思っても、どう書いたらいいかわからない。
サイズも同じなのに、です。
それでも、少しは書き進めてみたりしたものもあったので、このノートだけ最後まで使おうと、引き続き使っていこうと思ったのですが、
「もう無理かも・・・」
やっぱり、STALOGYの書き心地とページをめくる感触と紙の質感がどうしようもなく好きなんだ、ということに、別のノートを使ってみて気づく。
別れてから気づくなんて、わたしバカよね。
とかなんとか昭和のドラマのセリフみたいなことを思いながら、ネットで注文していた忘れられない恋人をビニール袋から取り出し、せっせと手帳カバーにセットしたら、いつものエネルギーが注入されたかのように、からだがシャキッとしました。
やっぱり本音はからだが知っている。
じぶんにとってしっくりくる答えにたどり着いたとき、からだがあるべきところにはまったようなそんな感覚になるんですよね。
学校では誰かが言った答えにたどりつく方法や、誰かが言った答えを身につけてきたけど、じぶんの人生を生きていくのに、答えは自分の中にしかないんです。
でも、学校で身につけてきた癖がおとなになっても抜けなくて、誰かに教えてほしい、と思ってしまう。
上司や講師の先生や、親や、Google先生。
でも、なんでも知っているGoogle先生でもじぶんにとっての答えは教えてくれなくて、それはじぶんで見つけるしかない。
じぶんも時間とともにいろんな経験もするし、変化をしているから、今までしっくりきていたものがしっくりこなくなることもあって。
そんな時には、アイデアを探しつつ、自分にとってしっくりくる場所を探しにいかなくちゃいけない。
その時のコンパスって、ヒントって、そして、答えは自分の中にある。
迷ってもいいし、やってみて違うなって思ってもいい。
からだの感覚を大切に、自分にとっての答えを見つけていけたらいいと思う。
それがあなたの人生を創っていくのだから。
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