「これ、引き寄せたのかもしれない」
願っていたけど一旦消して、もう一度違う形でこの願いを叶えてほしい。
そう思っていたことが現実になりました。
ふつうの形では叶うはずもなかったことが。
・・・これ、引き寄せたのかもしれない。
そう、思わざるを得ませんでした。
引き寄せが多くなってきた理由
そういえば最近、なんとなくここに停めたいな、と思う駐車場が空いていたり、こうなったらいいな、と思ったことが叶ったり、ということが多くなったような気がします。
この時間にその駐車場が空いているなんて、滅多にないのに。
そういうことが増えたのには、なんとなく思い当たる理由がありました。
「ヨガをするひとは、引き寄せが強くなるひとが多いと言われます」
ヨガ講座や、ヨガ講師のひとの話を聞くようになって、関係のないおふたりからそんなことばを聞きました。
ヨガの目的は、心の動きを停止すること、と言われます。
「心の動きを停止する」ってなに？ という感じですよね。
わたしたちは、生まれたときは純粋な状態です。赤ちゃんが、「ここで泣いたらお母さん悲しむから泣くのをがまんしよう」とか「今ミルク飲みたいけど、そんな空気じゃないな」とか思いませんよね。
それが、生きていくなかで「早くご飯食べなさい」とか「９０点なの？ あと１０点で１００点だったのに。次はもっとがんばりなさい」とか、「お姉ちゃんなんだからがまんしなさい」とか「男なんだから泣くんじゃないの」とか。
とか、とか、
たくさんのことばをかけられながら、表情を見ながら、空気を感じながら、生きてきました。
そうして、じぶんの中にいくつものルールを作ってきたんです。
でも、そのルール、実は、小さな時に身につけた『思い込み』だったりするんですよね。
①一生懸命がんばらなくてはいけない。
②急がなくてはいけない。
③強くなければいけない。
④完璧でなければいけない。
⑤期待に応えなくてはいけない。
そんな思い込みがあると、実は目の前に起きていることが曇ってしまいます。
ただの事実なのに、思い込みが、その事実を歪ませてじぶんの目の前に映るんです。
そうすると、じぶんの中の小さな傷が疼いて、イライラしたり、悲しくなったり、落ち込んだりするんですよね。
ヨガでは、ヨガ哲学と瞑想とプラクティスをすることで、純粋なじぶんに戻り、フィルターをかけずに世界を見ることで、感情の揺らぎを少なくしよう、としています。
純粋なじぶんで生きることがしあわせに繋がるんだとヨガは教えてくれます。
・・・って、３ヶ月前からやっと、太陽礼拝２周を始めた程度のわたしがヨガを語るなんておこがましいですが、これがいちおう学んだことです。
さらに、引き寄せのちからを強くするためには必要なことがあると言われます。
それが、＜ 身口意 ＞ です。
思うこと、言うこと、やることを一致させよ。
身口意とは、仏語で空海の教えなのだそう。今初めて知りました。
思うこと、言うこと、やることを一致させると願いが叶うと聞いていたのですが、それは空海の教えだったとは！
／
思う・言う・やる を一致させよ！
＼
よく言われていました。
たしかに、前のわたしは一致してなかったです。
「〜であるべき」とか「〜するのが大切だ」とか口では（文章では）言いながらも、それ、できてるの？ と聞かれると、閉口してしまう。
そもそも、できてる人は、「〜が大切だ」とかなんとかっていう言い方はしないんですよね。
だから、じぶんが気持ち悪かったし、じぶんのことが信じられなかったんです。
今でも、「ダイエットしたい」と言いながらチョコを食べたり完全に一致できているかと言われると、そうではありません。
「思う・言う・やる」を一致させるってどうすればいいんでしょう。
じぶんに正直である。
思っていること、口に出すことば、行動を一致させるって、どうしたらいいんだろう。
そう考えた時に、いちばん大切だなと思ったのが、
じぶんに正直であること
です。
じぶんに嘘をついている。
と自覚して嘘をついているひとはそんなに多くはないと思います。
でも、無意識に嘘をついていることは多いんじゃないでしょうか。
「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」と言うタイトルの本が売れているのは、そんな人が多い証拠なのかなと思ったりもします。
無理をしたり、嘘をついたり、本音をごまかしたりするのを、できるだけやめるようにしてみたんです。
それは、ヨガ哲学ではサティアと言われていて、じぶんに正直であること、と言う守るべき規律の中に含まれています。
でも、ヨガ哲学じゃなくても、仏教の教えにもあるみたいです。
つまり、国を超えて世界共通で伝えられている、大切なことなんですよね。
わたしはヨガ哲学を通してじぶんに正直であることを意識するようにしてみました。
引き寄せというとスピリチュアルのようですが、願いが叶いやすくなるとうれしくなるし、その前にじぶんに正直でいられるようになると、じぶんを好きになります。
しあわせの循環スパイラルです！
身口意、と言うと難しそうですが、そのための第一歩、として、じぶんに正直であること、を意識してみると、このしあわせの循環スパイラルに乗ることができるはず。
本当はどうしたい？
そんなふうにじぶんに語りかけて過ごしてみるのもいいかもしれません。
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