出会いは突然でした。
もともとテレビなんてほとんど見ません。
スポーツ観戦もほぼほぼ興味はない。
オリンピックでも体操男子の美しさにうっとりするくらいで、陸上競技も昔は好きだったバレーボールも今はほとんど見なくなった。
「世界の大谷翔平のプレーが見れるんだ。なら一回くらい見とこうかな」
そんな気持ちでした。
人間性に惚れてまうやろ♡
初戦の韓国戦、バッターボックスに入った大谷翔平は、キャッチャーに向けて優しい笑顔でにっこり。
・・・マジか!!!
何その笑顔!!!
相手チームに対しても、審判に対しても、笑顔と礼儀を忘れないその態度にプレーよりもがっつりと心を鷲掴みにされてしまったのです。
大谷翔平といえば、マンダラチャート。
9つのマスの真ん中に目標を書いて、その周りにその目標を達成するための目標を書きます。それを、さらにその周りに9マスを書いていき、その目標達成に向けた行動を書いていく、計81マスの目標達成ツールです。
高校生の時に書いたマンダラチャートがしっかりしていると、有名になりました。
が、「大谷翔平といえばマンダラチャート」というくらいで、二刀流の意味も(それをしている大谷翔平のすごさも)、当時大谷翔平が書いたマンダラチャートの内容も、知ろうとさえも思ったことはありませんでした。
試合中の礼儀正しさに一気に「大谷翔平のにわかファン」と化したわたしは、大谷翔平のメンタルに猛烈に興味を持つようになりました。
高校生の時に大谷翔平が書いていたというマンダラチャートの真ん中には、「ドラ1 8球団」(8球団からドラフト1位指名)と書かれています。
この、「ドラ1 8球団」の周りのマスを見てほしいんですけど、そこに「運」ってあるのすごくないですか?!
目標を達成するためにできることを書いていく中で、運って自分ではどうにもできないんじゃないかって思ってしまいますよね。
だって、「運」だもん。
ここに高校生の時に、「運」と書いて、さらにその「運」を強運にするには、あいさつとかゴミ拾いとかプラス思考とか、そういう要素が書かれているのがほんとうにすごい!!
それに、まだ4試合しか見ていないのですが、回ってくる打席がもう3塁共に人がいる場面での打席だったり、<ザ・魅せ場!!!>的な場面が多いんです。
ピッチャーとして投げるボールがどうこうというのは正直さっぱりわからないんですが、完全なるど素人が見てもわくわくするような場面での打席になることが多い!!
WBCでのホームランも、自分の大きな看板に向かってボールが飛んでいったことも、盛り上がらないわけない、ようなシーンができていくんです。
強運の持ち主だなって、見ていてほんとうにそう思う。
まだ馴染めていないヌートバー選手をしっかり仲間に入れようと引き寄せているところも、野球選手の前に、人間として優しいな、と思うんです。
ゴミ拾いをしていて、
他人が捨てた運を拾っているだけです。
みたいにコメントしていたというのをチラッと見て、その考え方がすごいな!! とその考え方やあり方にただただ尊敬してしまうのです。
そんな大谷選手を見ていると、どうしても頭の中に浮かんでくる言葉があるんです。
大谷翔平選手の愛読書
それは、
\\ 徳 //
です。
どんなふうにしてこの強運の持ち主、そして、徳を備えた人間性ができているんだろう、と気になっていたら、読書家らしく、いくつかの愛読書があるそうです。
・「富の福音」アンドリュー・カーネギー
・「成功への情熱」稲盛和夫
・「運命を拓く」中村天風
などなど。
▶︎maharobaさんの記事を参考にさせていただきました。
稲盛さんの本は、「生き方」とかも挙げられていることもあったりして、渋沢栄一の「論語と算盤」や「チーズはどこへ消えた?」とかも挙げられたりしているので、影響を受けた本やインタビューを受けた当時の状況などでもいろいろありそうです。
でも、稲盛さん、わたしも読んだー!! とうれしくなったのは言うまでもありません!
やっぱり生きていく上で、夢を叶えていく上で、徳を積んでいくってたいせつなんだなって感じました。
野球なんてこれっぽっちも興味のなかったわたしですが、大谷翔平イズムに打ち抜かれ、今日もWBCの準々決勝、楽しみに応援したいと思います!
侍JAPAN、がんばってください!!
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