「明日、みんなでご飯食べに行こうって話になってるよ」
おお、マジか。
そう言われた時、正直そうおもいました。
なんかやろうとおもってたこと、なかったっけ?
手帳を使うようになって、この日にこれをやろう、あれをやろう、と予定を入れるようになっていたので、急な予定は困る、とおもっているのが正直なところでした。
頭の中を書き出してみる。
予定外のことが急に入ったせいで、胸のあたりがそわそわしていました。
やることあるのにどうしよう。
しかも、なんとなくやりたいことができていない感覚が最近また出てきていたからです。
楽しみな予定は入れて発散するようにもなってきたし、習慣にしたいことも優先して予定に入れてやるようになってきていました。
おかげで、朝にブログを書くことや、ジャーナリングや朝散歩、と朝の時間が充実してきて、気分良く1日を始められるようになりました。
でも、朝のトレーニングの間隔が空いてしまったり、勉強しようとおもっていることになかなか手をつけられずにいたり、と「気になっている案件」が出てきているのです。
ノートを開き、「やりたいことができてない感がある」と書き始めてみました。
やりたいのにできていないこと。
突然入った予定のこと。
ノートには包み隠さずじぶんの本音を書いていきます。黒い部分も何もかも。
人生で大切にしたいこと、と、優先順位を考える。
ノートに書いていくと、見えてきたのは、突然入った予定の意味でした。
突然入った予定、というのは、あまりタイミングが合うことがない親戚とのタイミングが合うから、ということでご飯を食べに行こう、という内容でした。
みんなでご飯を食べるなら、あらかじめ予定を合わせればいいんだけど、そうもいかないこともあります。
みんながみんな、手帳を持って予定を管理しているわけじゃないしね。
それに、「あ、このタイミングなら、ここでこうしたらいいじゃん!」みたいなひらめきもある。
私にとって、親戚が一番大事で最優先!・・・というわけでは正直なくて、ひとり時間の方が楽ではある。
でも、人生でたいせつにしたいことは、大切な人との時間でもある。
突然ではあるけれど、大切な人との時間を大切にすることは、わたしの人生において大切なことを大切にすること。つまり、わたしにとって優先順位が高いことだと気づいたんです。
小川糸さんの「ライオンのおやつ」にこんな文章があります。
何が大事かって、今を生きているってことなの。自分の体が感じること。目で見て感動したり触ったり、匂いを感じたり、舌で味わったり。そういうことが、今のお母さんには、とーっても懐かしいわ。体がなければできないことがたくさんあるから。
ライオンのおやつ/小川糸
みんなで過ごすことは、元気で生きている今、だからこそできること。
家族で過ごす時間、これは第2領域なんですよね。
これは、7つの習慣の時間のマトリックス、を習った時の図です。
大切だけど急ぎじゃない、第2領域のものを、わたしたちは後回しにしがちです。
自分の癒しの時間もそうだし、勉強の時間もそう。遊びに行く予定もそうです。
でも、人生を充実させていくことと、人生を大切に生きるためには、この第2領域を大切にしないといけないんですよね。
それが、はっきり見えたら、そこから逆算して、優先順位を入れ替えて、と考えていったら、焦っていた気持ちもスッキリしてきました。
自分が大切にしたいものを決め、優先順位をつける。
じぶんを満たしながら生きていくには、じぶんが何を大切にしたいのかをちゃんと知っておく必要があるんですよね。
そうすると、優先順位がつけやすくなる。
じぶんが大切にしたいものを大切にすることで、自分軸で生きることができるんだとおもうんです。
迷ったり焦ったりした時には、頭の中を書き出して、大切にしたいものはなんだったのかっていうところに立ち戻っていきたいです。
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