あっという間に9月になりました。
今年もあと4ヶ月、と今年を振り返ってみると、今年はけっこう変化があった年だったなぁと感じています。
自分らしくありのままの自分で生きたい! とおもって、カウンセリングや心理セラピーを受けていたとき、1回のセッションや、数回セッションを受けたら、着ぐるみを脱いだように身軽に生きていけるものだとおもっていました。
でも、そうじゃなかったんですよね。
変化はすこしずつ。すこしずつ、毎日の積み重ねで起きていくものだったんです。
魔法のランプ講座を受けた年末
昨年の年末、コーチングワークショップである、「魔法のランプ」を受けました。
そのとき、わくわくもしたしとっても楽しかったんですが、心の奥底にずーんと沈んだ重いものがあったことに気づいていました。
それは、
「わたしは、まだ自分を大切にできていないのだろうか」
という想いでした。
参加者にヨガを勉強しているひとが多く、ヨガの教えである自分を愛するということがとても大切だよね、ということは空気感として共有されているように感じました。
自分を大切にする、ということはこれまでもずっと意識してきたことのはずなのに、できていないのかもしれないという不安が心の奥底に沈んでいったのでした。
そこでは自分を愛するということを「セルフラブ」と表現されていて、そこからセルフラブについてむさぼるように調べていきました。
でも、どうやらヨガの教えにその秘密はありそうだということになんとなく気がついていたので、ヨガを学びたい、そう考えるようになっていきました。
ぬん先生のヨガとの出会い
ヨガを学びたいと思ったものの、誰からでも学べればいいというものではありません。このひとから学びたい、そう感じたひとから学びたいと思っていました。
そんなとき、眠れないときや心がざわざわする時に、Youtubeで「ヨガニドラ」の動画を聴きながら眠りにつくようになっていて、心地よく眠れるな、とおもったのが、ぬん先生のヨガニドラでした。
ぬん先生の声は、落ち着いていて、聞いていても心地よく、すぐに瞑想状態にはいってしまえるのです。
そこから1日の体験講座に参加し、10日間のヨガを深く学ぶ講座に、今参加しています。
ぬん先生は、じぶんの虚弱体質がヨガを続けていることで改善していったことから、次第にヨガを伝えるようになっていったみたいで、弱かったところから変わっていったところも、SLEとともに生きるわたしに響いてくるものがありました。
ぬん先生のテキストは、すべて手書きで、正直、「だいじょうぶかな?」と(失礼)不安になったりもしました。笑
ですが、話を聞いていると、価値観を押し付けるような感じもないし、どこか・なにかに傾倒していてそれ以外は受け入れない、みたいなこともない、バランス感覚を持ち合わせた先生だなぁと感じて、もっと学びたいと思っています。
学びを日常に活かすには、日々・日々。
10回講座の、真っ最中ではあるのですが、2週間に1回の講座で、ヨガ哲学やヨガのポーズをしたり、呼吸法をしたり、とさまざま学んでいきます。
そして、そこで学んだことを、次回までに、暮らしの中で試してみる、とか、観察してみる、とかして、すこしずつ、すこしずつ、取り入れていく課題が出てきます。
そして、その課題やそれ以外のじぶんの気づきをシェアし合うことで、できてないじぶんも許しつつ、葛藤もシェアしつつ、それでも少しずつ前に進んでいる感覚を得られつつ、日々を過ごしていくのです。
「あああああああっイライラする!!!!・・・・っとイライラしている、なう!!」
「やばい・・・間に合わん・・・っ!おおっと、焦っているぞ!・・・」
みたいなかんじで、まずはひたすら実況中継をしていきます。
ヨガでは、感情に引っ張られないようにすることを学んでいくので、まずはじぶんがどんな感情を感じているのか、感情がどんなふうに暴れだしているのかを観察していくのです。
すると、自然に、習った呼吸法をするようになって、呼吸を落ち着けているとこころも少しずつ落ち着いてきたりもするのです。(もちろん落ち着かないこともあります)
そんなふうにしていると、すこしずつ、じぶんに気づくようになっていくんですよね。そうすると、悲しんでいるじぶんがいることや、怖くておびえているじぶんがいることなどに気づいて、そして、よしよし、と慰めてあげられるようになるんです。
って書いていて、今、おもったんですが、
それがセルフラブ、ということなんでしょうね。
わけもわからずイライラしていたじぶんから、悲しんでいる・傷ついている・おびえている、そんなじぶんに気づき、ケアしてあげる。
そうすることで、日常に潜む地雷が減ってきたように感じています。
振り返って気づく、歩いてきた道のり
今だからこそ、ああ、すこしずつ変わってきたなぁと思えることが増えてきました。じぶんを許せるようになったり、まだまだ苦手だけど、前に比べてお願いすることができるようになってきました。
なにより、息苦しくなく暮らすことができるようになりました。
変化は、すこしずつ、すこしずつなんですよね。
次に振り返るときに、けっこう歩いてきたんだな・・・とまた思えるように、今できることを、これからも積み重ねていこうと思っています。
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