入院してた時、実はちょっと、幸せだったんですよね。
SLE(全身性エリテマトーデス)で入院したのは6年前のこと。
薬でも下がりきらない気持ちの悪い熱で、
地元の病院の先生からは、白血病を匂わせるようなことを言われて、
泣いたのを覚えています。
だけど、その前に自己免疫性肝炎で通院していた病院に入院して治療することになったんですよね。
治療のおかげで体はどんどん楽になっていくし、
治療は飲み薬だけだし、
三食昼寝付き(昼寝はしてないが)だし、
ぶっちゃけ、
\あーーーーーしあわせ/
と思ってたんです。笑
もちろん、血液検査の結果で一喜一憂したりもしてたし、
これからどうなるんだろうって不安はあったけど、
読みたい本をポチって読みふけり、時にはプライムビデオで映画をみて涙する。
忘れてたことやわからないことを、勉強しなおしたり。
食べたり寝たり以外の時間を、ぜーーーんぶじぶんのために使える時間だったんです。
だから、先生が見にきて「暇でしょ?」と言われても
全然暇じゃなかったんです。
むしろ楽しかった。
豊かさって立ち止まらないと味わえないんです。
本田晃一さんが言われてた言葉なんですけどね。
新幹線で通り過ぎても遠くの景色は見れても、近くの桜を見ながらお花見ってできないですよね。
日常ってめちゃくちゃ忙しいから、1日もあっという間。
1か月もあっという間。
あっという間に時間が過ぎちゃう。
具合が悪くなって動けない時って、
豊かさを味わう時間なんじゃないかなっておもうんです。
体調が悪くなると、
なんで動けないんだーって悲しみの底に落ちてしまいがち。
だけど、動けないなら動けないで
空を眺めてぼーっとする時間だなって思ったり
体を休ませてあげよって思ったり。
降参するんです。
むやみにあがかない。
降参することで見える景色も味わえる豊かさもある。
きっとそこに気づいたら、またパワーチャージして次に進めるんじゃないかなっておもうんです。
体調が悪い時は、前向きになんてなれません。
前向きになれないじぶんを責めなくてOK!
体調が悪い時はひたすら、じぶんのことをいたわってあげるとき。
よしよしして、ぼーっとして、回復したら、また一歩踏み出せばいい。
だから、焦らないで。
今ある豊かさに目を向けてみてね^^
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