やっぱり直感は信じていいな、とおもう。
リュックひとつで大阪に行ったとき、絶対に荷物になるに決まってるのに、連れて帰ってきてしまった本がめちゃくちゃ良かったんです。
それがこちら。
坂口恭平さんの「生きのびるための事務」。
SNSで見かけていて、気にはなってました。
でもね、リアルで出会ってしまったんです。
身軽に動きたくて、リュックひとつで出かけた一泊二日の大阪旅行。
リュックの中にはすでに、
読みかけの本と、それを読み終わったら読む予定のほんと、著者の方に会う予定だからその方の本と、3冊も本が入ってた。
都会に出たら行きたい場所、それがわたしにとっては本屋さん。
ネットで買うのもいいけれど、
本屋さんには偶然の出会いも用意されていて、
本屋さんの空気感や、その時の感覚で、
ときめく本に出会っちゃったりする。
それはネットでは味わえない、リアルでしかできない体験なんです。
そんな都会の本屋さんで、出会ってしまったんですね。
この本に。
まず装丁がかわいい。手書きの文字で書かれた本のタイトルも、ゆるいイラストも。
この青い帯に黄色いライトの色合いもめちゃくちゃかわいい。
そして何よりもわたしのハートを射抜いたのは、
\\ ピカソもやってた!!マンガでわかる夢を現実にする方法 //
ピカソもやってた?!
ピカソも夢を叶えるためにやってたの?!
夢を叶える方法を?
そんな帯のことばが背中を押し、計2冊の本を買って、二宮金次郎かなってくらいの重さの本を背中に大阪を旅したのでした。
結果どうだったか?
いうまでもなく、めーちゃーくーちゃー良かった!!
何が良かったって、
「夢を現実にできそうな気がしてしてくる」ところ。
読んで「おもしろかったー!」で終わりじゃなく、「やってみよう!」と思えるところ。
夢とか理想について考えるときって、よく、
「理想の1日を書き出してみよう!」
ということをすると思うんですよね。
で、書き出してみるんだけど、
「仕事をするからこの時間にこれしてアレして・・・」とか、
「なったらいいけど無理だろうしなー」みたいに
無意識に制限をかけてしまっていたり、根底に「どうせできないよね」っておもっていたりして、書き出したものにときめかなかったり、ノートを閉じてその後、書いたことさえ忘れてしまったりすることになるんですよね。
わたしの場合、ですが。
だけど、この本では、まず、今の1日の過ごしかたを書き出します。
そして、理想の1日の過ごしかたを書き出します。
そうすると、
「夢を叶えている自分の日常」
が見えてくるんですよね。
するとぐぐぐっと、夢を叶えている自分がリアルになる。
最初からすべてを理想の暮らし方にはできないけど、
できるところから、変えていく。
「だからこれからは、「作家になりたい」と口走るのではなくて、朝5時に起きて9時まで原稿を書き続けたいと言えばいいんです。」
毎日をどうやって過ごすかを決めること。
夢を叶えた自分がしてることをルーティーン化するんです。
やり始めたときは、時間もかかるし腰も重いかもしれないけど、それを越えるとスムーズにできるようになるんです、と坂口恭平さんは別の場所でお話しされてました。
夢を叶えるための行動力。
夢にわくわくすることも大切だけど、それ以上に大切な行動し続けていくための方法をこの本は教えてくれると思います。
サクッと読めるけど、深いことばが散りばめられてる。
そんな本。
良かったらぜひ、読んでみてください^^
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