「もう、だめかも・・・」
ついにこの日が来てしまった。
同じようなことをつぶやいた日は、何度かあったんです。
でも、なんとか切り抜けてきた。
なのに、今日。
「今日は・・・・書けない・・・」
毎日、書く。・・・はずが。
100日チャレンジに参加した時、ほんとうは「ブログを毎日書く」というチャレンジにしたかったんです。
でも、それがどんなに難しいことなのかはよくわかっていました。
たしか2017年頃だったとおもいます。
ある文章講座に通って週に1回、2000字の文章を提出し、評価をしてもらう、という課題が出ていました。
文章を書くことは好きだったし、文章講座自体がそれまで受けたことのないもので文章の組み立て方や考え方、何より、その説明のしかたがおもしろくて一気に引き込まれていきました。
当時は、派遣で働いていたので、仕事が終わったら近所のマクドナルドに寄って、パソコンを開けて文章を書いていました。
でも、2000字の文章なんてそう簡単に書けるはずもないんです。
一緒に受けていた受講生は、その提出された文章から苦しみながら、もがきながらも捻り出して書いている様子が見てとれて、みんな頑張ってるんだなっておもうと、じぶんもがんばろう、と刺激を受けていたものでした。
ステップアップした講座にも、試験を受けて無事合格し、受講することができたのですが、これはもう上級コースなだけあって、なんとか文字を並べ立てるのがやっと、というような状態でした。
ひいひい言いながら受けていたことを、苦い挫折体験として記憶しています。
なのに、なぜまた文章を、ブログという場所で書こうとおもったのか。
それは、やっぱり表現したいと思ったからです。
そして、じぶんの仕事がしたいと思っているからです。
「死」を考えることを通して「生」を大切にすることを伝えたい。
「自分らしく生きる、をサポートしたい」
これは、看護師になるときからの根底にある想いです。
でも、実際に仕事としてしようとしてみたことでわかったのは、わたしは健康に生きている人を対象にしたいわけじゃない、ということだったんです。
心理セラピーを学んではきたけれど、セラピーをしたいわけじゃない。
そういう形で関わりたいわけじゃないんだ、ということは実際にやってみてわかったことでもありました。
病気を持ちながらも残りの時間を大切に、その人らしく生きることをサポートしたい。
痛みのコントロールだったり、心の痛みに寄り添ったり。
そして、「死」について考えることで、「じゃあ今、どう生きる?」ということを考えてほしいし、後悔しない人生を送ってほしいと思っています。
でも、今日は書けない。どうがんばっても書けない。ネタがない、わけじゃないけど、薄っぺらいものになってしまいそうで、中身を寝ることができない。(いつもそんなに中身はないかもしれませんが、それなりに一生懸命考えてはいるのです。)
書けない。書けない。
どうしよう。
仕事の合間を縫って、昼ごはんを食べながら、考えてみる。
でも。やっぱり今日は思いつかない、書けそうもない。
「今日は、無理かも」
・・・それで、いいの?
書かない人は、書けない。
ネタを探しに、ヒントを探しに、noteの記事を探しに行ってみました。
文章講座に行っていたときに教えていただいた、古賀史健さん。
ライターとして活躍されている古賀さんは毎日ずっと文章を書いています。
その古賀さんの記事に目が止まりました。
ドキッとしました。
書かない人は、書けない。
当時通っていた文章講座でも、同じことを言われていたからです。
「プロのライターである自分でさえ毎日5000字書いているのに、それ以上に書かなければ書けるようにはならない。だから、書け」
そう言われていたのを、鮮明に覚えています。
こんな怖い言い方ではなかったけれど、それくらいの迫力で言われていたのを記憶しています。
そう。
やらなければできるようになんてならないんです。
思えば、難しいだろうなと思ったものの、100日チャレンジの途中から一緒になって始めたブログを書く習慣。
思い返してみたら、昨日でなんと65日続けられてきているじゃありませんか。
これまでにも何度も何度も挑戦しては挫折してきたこの、文章を書き続けるチャレンジ。
こんなに続けられてきているなんて、奇跡に近い。
なら、書くしかない。
書けない、と言って投げてしまうのは簡単だけど、書けない、いうことは、「書かない」という選択肢を選んだのと同じこと。
これでいいの?
絶対に、いや。
ここで諦めるわけにはいかないんです。
だから、書く。
挫折だってなんだってしてもいい。
してもいいけど立ち上がらなきゃ。
拙い文章ではあるけれど、書かない人は書けるようにはならないんです。
ネタやヒントを探しに行ったはずのnoteで、古賀さんのnoteに鼓舞されて、なんとか今日もブログを書くことができました。
やってやれないことはない。
あきらめたらそこで試合終了ですよ、って安西先生も言っていましたしね。
だから、やる。
2022年もあと、1か月。
やり残したことはなんですか?
2023年に向けて、一歩を踏み出さなくちゃ。
新しい年はすぐそこなんだから。
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